8.6

先日、76回目の原爆の日を迎えましたね。

 

今年も晴天で、猛暑です。

 

今年は世界中から選手が集まり、世界中が注目している東京オリンピックが開催されています。そのため、広島市・被爆者は、8月6日にオリンピックで黙祷をしてほしいと願いました。しかし、その切実な願いはIOCに受け入れられませんでした。

 

このことを知り、広島で生まれ育った私は大きなショックを受けました。

 

広島の平和公園には、核兵器廃絶を願い、1964年から燃え続ける火があります。核兵器が地球上から姿を消す日まで絶えず燃え続けます。残念ながら、今もなお燃え続けています…

 

現在地球上にある核兵器は、76年前に広島に投下された核爆弾より威力は強く、3000倍とも言われています…信じられないと私はすぐに感じました。

広島に落とされた爆弾でさえ、なんの罪もない14万人の命が奪われ(当時人口35万人)、今もなお後遺症に苦しまれているのに、なぜそこから何も感じないのか…学ばないのか…

 

8月に入ると私は原爆のことを特に考える時間が多くなります。

これは広島でたくさんのことを毎年学んだからなのかもしれません。

広島では公共機関でも黙祷が呼びかけられたり、各自で自宅等でも黙祷を行う方が多いように感じています。

しかし、他県で過ごしていたとき感じたのは、8月6日は他の日と何の変化もなく過ごされている方が多いように感じました。

 

原爆について学び、感じることは人それぞれだと思います。

しかしその感じたことを忘れないことはとても重要ではないかと私は考えます。

 

 

みなさんは原爆の日に何を感じましたか?